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たかつき鳥の病院 院長の上田と申します。
子供の頃の私は動物病院へ行けば動物の病気は治ると思っていました。
しかし、自分が飼っていたブンチョウが病気になった時、動物病院へ行っても
検査や病気の説明もなく、もらった薬を与えても改善せずに弱っていくだけでした。
もうこんな思いはしたくない、同じような状況の鳥とそのご家族の力になりたい、
そういう思いから僕は獣医師になりました。
実際、鳥の病気には治療が困難であったり、
原因が明らかになっていないものがいくつも存在します。
しかし、正しい知識と技術があれば予防や治療が可能なものも数多くあります。
鳥の飼育方法はもちろん、病院の検査、治療や看護に関することなどお気軽にご相談ください。
鳥とそのご家族にとって一番良いことは何かを一緒に考えていきましょう。
たかつき鳥の病院院長
獣医師 鳥類臨床研究会認定医
上田 通裕
■略歴
大阪府枚方市出身
2010年3月 北里大学獣医畜産学部獣医学科 卒業
2010年4月 横浜小鳥の病院 勤務
2016年1月 春日丘動物病院 勤務
■所属学会等
鳥類臨床研究会
日本獣医エキゾチック動物学会
Association of Avian Veterinarians
大阪府獣医師会
鶏病研究会
日本鳥学会
獣医師
道内 真輝
■略歴
愛媛県松山市出身
2019年3月 日本獣医生命科学大学 卒業
■所属学会等
鳥類臨床研究会
■メッセージ
鳥さんが健康な状態で長生きしてもらえるよう日々精進して参ります。ご心配な事などがありましたら、気兼ねなくご相談ください。どうぞよろしくお願い致します。
獣医師
田所 悠
■略歴
大阪府吹田市出身
2022年3月 北海道大学獣医学部 卒業
■所属学会等
鳥類臨床研究会
■メッセージ
鳥の魅力にとりつかれて獣医師を志しました。皆様に信頼していただけるよう毎日精一杯努力して参ります。どうぞ宜しくお願いいたします。
獣医師
林 美穂
■略歴
北海道岩見沢市出身
2023年3月 酪農学園大学 卒業
■所属学会等
鳥類臨床研究会
■メッセージ
幼少期から一緒に暮らしていたセキセイインコの病気をきっかけに、獣医師をめざしました。鳥さんと飼い主様の両方に寄り添い、安心して診療を受けていただけるよう日々精進してまいります。よろしくお願いいたします。
獣医師
吉田 麻央
■略歴
千葉県八千代市出身
2012年3月 日本大学生物資源科学部獣医学科 卒業
2012年4月 中田動物病院勤務
2014年3月 横浜小鳥の病院勤務
2024年5月 たかつき鳥の病院勤務
■所属学会等
鳥類臨床研究会
■メッセージ
皆様と鳥さんのより良い生活のために医療の方面からご助力できれば幸いです。病気のことから普段の過ごし方など、お気軽にご相談ください。よろしくお願いいたします。
たかつき鳥の病院副院長
愛玩動物看護師
岡本 暖葉
■略歴
大阪府茨木市出身
2007年3月 大阪ペピイ動物看護専門学校 卒業
2007年4月 中津動物病院 勤務
2010年9月 松園動物病院 勤務
2014年9月 春日丘動物病院 勤務
2015年8月 ネオベッツVRセンター 勤務
■資格
2016年 JAHA認定こいぬこねこ教育アドバイザー
■メッセージ
今までの経験と今後のレベルアップに努め、院長と共に鳥さんとそのご家族の幸せを繋ぐお手伝いをさせて頂きます。
宜しくお願い致します。
愛玩動物看護師
花房 彩香
■略歴
岡山県岡山市出身
2018年3月 倉敷芸術科学大学 卒業
■メッセージ
私は鳥が大好きです。鳥たちと接することで今まで沢山の力や笑顔をもらってきました。愛玩動物看護師として鳥とそのご家族の力になることで、これまでもらってきたものを少しでも返していきたいと思っています。言葉の話すことができない鳥たちの変化に気付き、その子に合った看護を行えるよう頑張ります。よろしくお願いします。
愛玩動物看護師
辻下 望
■略歴
大阪府茨木市出身
2016年3月 大阪ペピイ動物看護専門学校 卒業
2016年4月 横浜小鳥の病院勤務
■メッセージ
いつも癒しと元気をくれる鳥さんと楽しい生活を送るお手伝いができればと思っています。愛玩動物看護師としてスムーズな診察ができるようサポートしていきます。どうぞ宜しくお願い致します。
愛玩動物看護師
西島 咲希
■略歴
兵庫県西宮市出身
2021年3月 倉敷芸術科学大学 卒業
2021年4月 クウ動物病院勤務
■メッセージ
沢山の癒しをくれる鳥さんと飼い主様の幸せな生活の懸け橋になれるように、精一杯サポートさせて頂きます。今まで培ってきた経験を活かし、一羽一羽の鳥さんに寄り添った看護が出来るように努めます。どうぞ宜しくお願い致します。
鳥は病気を隠すことの多い動物です。日ごろから良く観察し、体調の変化を見逃さないようにしましょう。もし異常を見つけたときはすぐに動物病院に相談しましょう。
このページでは一般的な健康チェックのポイントを挙げましたので、参考にしてみてください。
鳥の健康管理の基本です。鳥は弱っていても食べているフリをすることがあるため、毎朝しっかり体重を測定して、変化がないことを確認しましょう。また、体重測定は発情時の体重増加や体腔内の腫瘤形成、腹水などの異常な体重増加の発見にもつながります。
食事量を測定することで食欲の確認ができます。普段の食事量は把握しておくと良いでしょう。特に、ペレットへのきり替え、一人餌の練習、フォージングなどのトレーニング、ダイエット、体調不良などの時には毎日食事量を測定しましょう。
鳥は糞便と尿を一緒に排泄します。ですので、水を飲む量が増えると排泄物は水っぽくなります。普段と比べて便が緩いまたは尿量が多い場合は、飲水量を測定し、動物病院に相談しましょう。
愛鳥がどのくらいの温度・湿度であれば快適なのかを把握するようにしましょう。
鳥は寒いと羽を膨らませます(膨羽)。暑いと体を細くして翼を広げたり、垂れ下げたり、口で息をしたりします。体調不良時は低体温になりやすいので、いつもと同じ温度で膨羽している場合はすぐに動物病院に相談しましょう。
鳥の排泄物は健康状態を評価する上で非常に多くの情報を含んでいます。毎日必ずチェックしましょう。
鳥は糞便と尿を一緒に排泄します。また、鳥の尿は固形の尿酸と液状の水分尿からなります。愛鳥の正常な排泄物を把握しておきましょう。
正常なセキセイインコの排泄物
正常なブンチョウの排泄物
ニワトリの盲腸便
家禽類や猛禽類など一部の鳥類は盲腸便と呼ばれる泥状で臭いの強い糞便をしますが、これは異常ではありません。鳥は羽毛に包まれているため、見た目だけでは体の変化に気づけないことも多いです。可能であれば愛鳥を触って異常がないか確認しましょう。腹部が大きく膨らんでいる、体表にできものがある、胸筋が減りやせているなどの変化を発見したらすぐに動物病院に相談しましょう。
寝てばかりいる、羽を膨らませている、足を挙げている、顔の羽毛が汚れている、羽毛の色や質が以前と違う、など異常な様子がないか毎日確認しましょう。
※詳しくは「こんな時は」参照。